エクセル (vr.2016) – マージ – 結合の種類
結合の種類、左右、内部・外部について説明しています。重要なのはキー (結合句) の値がNullにならないように結合することです。
目次
マージ (結合) の右と左
「データ表A」と「データ表B」をマージ (結合) します。
キー (結合句) は「会員番号」です。
・「データ表A」には会員番号「3」があり「4」がない。
・「データ表B」には会員番号「3」がなく「4」がある。
・両方のデータ表に会員番号「1」と「2」がある。
「結合の種類」に示される左右とは
・上段のデータ表が「左」
・下段のデータ表が「右」、ドロップダウンのなかの2番目という表現のものは下段のデータ表のことを示します。
マージ (結合) する前は画像のようなイメージです。
内部結合
内部結合は「データ表A」「データ表B」の両方で一致する「会員番号」だけを結合します。
結果は、会員番号「1」「2」だけになります。
「データ表A」「データ表B」の左右 (上下) の設定は無関係に同一の結果になります。
左右外部結合
「データ表A」を左 (上段) に設定しています。
「データ表A」のすべての会員番号と一致する売上高を結合します。
「データ表B」にはない会員番号「3」はNullになります。
「データ表B」にだけある会員番号「4」は出現しません。
左外部結合の結果、右 (データ表B) の会員番号列は不要になります。
「データ表A」を左 (上段) に設定しています。
「データ表B」のすべての会員番号と一致する売上高を結合します。
「データ表A」にはない会員番号「4」はNullになります。
「データ表A」にだけある会員番号「3」は出現しません。
右外部結合の結果、左 (データ表A) の会員番号列は不要になります。
「データ表B」を左 (上段) に設定しています。左外部結合です。
結果は「データ表B」を右 (下段) に設定した右外部結合と同じになります。
「データ表B」を左 (上段) に設定しています。右外部結合です。
結果は「データ表A」を左 (上段) に設定した左外部結合と同じになります。
完全外部結合
「データ表A」「データ表B」すべての行があらわれます。どちらの会員番号も有効です。ただし、使い分ける必要があります。
左反・右反
左側「データ表A」だけにある行がとりだされます。
右側「データ表B」だけにある行がとりだされます。